さいきんふと、「売春」という言葉がすごく気になった。
春を売ると書いて、売春。
ある意味、これは美しい言葉なのかもしれない。「売る」という行為を美しいというのではなく
「春」と比喩した部分についてね。
「わたしの春を買ってください」と自らを投げ出す行為。
そして、買春。
春を買う男たち。
なんかその春を巡る売り買いについては、明るい場所でやりとりしてはいけない
隠微な匂いに包まれていた。
なのに、「援助交際」。
この言葉、とても嫌いだ。
「援助で会える人、募集!」なんて普通に書いている人妻を見た。
まだ、「売春相手、欲しています」というほうが奥ゆかしいではないか。
基本的にsexをする代償として金銭が絡むことは、
時と場合によっては仕方のないこともあるとわたしは考える。
そんなものの売り買いに、品もなにもなかろう?、と言う人も多いだろうが
そんなものの売り買いだからこそ、人の品性が伺い知れるものである。